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深刻化するコメの流通と価格

  • 執筆者の写真: 金子 猛
    金子 猛
  • 2025年5月15日
  • 読了時間: 3分

更新日:2月21日

「いただきます」を 続けるために,エンジュからの呼びかけ


2024 年8月にコメが品薄状態に陥りコメの小売価格が急騰,「令和のコメ騒動」と報じられた.


2025年に入り,コメ騒動が再燃.


コメの価格高騰は埼玉県内でも続き,消費者や小売業者を悩ませている.


昨年4月,コシヒカリ(5㎏)のさいたま市内における小売価格は2,000円前半で推移していたが,全国各地で品薄となった昨夏の「令和の米騒動」以降,急上昇し,今年に入り4,000円を超えている. 


これらを受けて政府は,備蓄米を今年3月,2回に分けて計21万トンを市場に放出した.


農林水産省は,コメの流通の円滑化を目的としているが,価格への影響は依然として不透明な状況が続いている.


昨夏のコメ不足は,新米が出回る前の端境期に起き,政府は当初「新米が流通すれば価格高騰も収まる」と見込んでいたが,新米が出荷された昨秋以降も価格は右肩上がりに上昇し続けている.


エンジュは1997年7月から食事サービス事業を開始し,安心・安全な食事を届けることを心がけ活動してきた.


地産地消の取り組みとしてお米は地元の農家から仕入れてきたが,今年1月頃より例年と同様の量を納品することが難しいと告げられていた.


それでも5月までは確保する約束であったが,4月に入り突如「入荷は今日まで」と告げられた.


これぞまさしく晴天の霹靂である. 


これまで取引のある業者に問い合わせたが,新規契約は断られ,定期的なコメの入荷が厳しくなった.


小売業者からの仕入れは,さらに価格が倍以上となり,悩ましい状況である.


当面は総出で量販店へ買い出しに行き,コメの確保に動き,凌いでいる.


エンジュでは現在,年間7万食の提供を行っており,1日20キロ強,月500キロのコメが必要となるため,買い出しにはかなりの労力がかかる. 


エンジュは,地域の人たちの食を支え,食を通して地域とつながっていきたいとの思いで活動を広げてきた.


しかし,昨今の食材不足や物価高は大きな打撃となっている.


この先,コメの流通と価格が安定することを願いながら,エンジュ一同,力を合わせてこの窮地を乗り越えたいと心から願っている.


会員のみなさまのお力とお知恵をぜひお貸しいただきたい.         


(金子 猛)


機関紙やどかり 5月号 <目次>

<目次> 1.深刻化するコメの流通と価格 

 「いただきます」をつづけるために,エンジュからの美かけ(金子 猛) 2.やどかりの里新しい風 3人の仲間を迎えて(市川良輔,杉浦みどり,豊原実穂)

3.健康づくりの第一歩を仲間とともに ウオーキングイベント報告(松浦翔太)

4.生活保護引き下げ違憲訴訟 埼玉訴訟報告 東京高等裁判所判決勝訴!(山中うつぎ)

5.キラッと光る魅力発信   家族として,地域の一市民としてできること 佐藤美樹子さん(八木由美子)

6.やどかりミーティング 

  変わる時代の中で,変わらずに大切にしたいこと(戸丸佳予子)

7.やどかりの動き

8.やどかり日誌


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