55周年を大きな節目として未来へ
- 大澤 美紀

- 2025年12月15日
- 読了時間: 3分
更新日:2月21日
たくさんの「つながり」に感謝して

2025 年11月21日,ベルヴィ大宮サンパレスにおいて,やどかりの里55周年記念式典及び祝賀会を開催.
50周年は,コロナ禍で開催自体が懸念されたが,1年遅れでオンラインでの開催となったため,対面での式典は,実に10年ぶりということになる.
当日は,来賓の方をはじめ,メンバー,家族,職員,関係者,地元企業や団体の皆さま,自治会の方々など,多くの方に会場に足を運んでいただき,55年の歩みをいっしょに振り返りながら,やどかりの里が大切にしてきた思いや願いをメッセージとして届ける時間となった.
祝賀会では,山﨑勇実行委員長から「やどかりの里の理事として外部から関わるようになって7年経ち,なかなかわからなかったやどかりの里の正体が見えてきた」と挨拶.
その正体とは,やさしさの塊であるということだった.
やさしさとは弱さともとれるが,やさしさが集まって塊になることで強さになるのだと語られ,参加者の共感の思いが大きな拍手となって会場に響いた.
そして,オカリナとピアノ演奏の音色に引き込まれながら,歌声と拍手の中,参加者の思いが1つになるような会となった.
祝賀会では,懐かしい人たちとの再会,思いがけないつながりが発見できたり,新たな出会いがあったり,会場はつながりのエネルギーに満ちあふれていた.
やどかりの里が積み重ねてきた時間が確かなものであったことを実感できる場でもあった.
55 周年記念式典・祝賀会を開催するにあたり,2024年7月に実行委員会を組織し,山﨑勇理事を実行委員長として,メンバー,家族,職員が1年以上にわたって話し合いを重ねてきた.
さまざまな考えや意見が出される中で,「やどかりの里のことを多くの人に,より知ってもらうこと」そのための映像づくり,朗読,記念出版,パンフレット制作など,プロのイラストレーターや写真家の力も借り,たくさんの人の協力を得ながら取り組んだ.
いろいろな立場の人が集まり,1つのものを創り上げていくことは,やどかりの里が活動当初から大切にしてきた「協働」の取り組みでもあり,1年以上かけて取り組んできたそのプロセスそのものに,大きな価値があったと言える.
55 周年事業の1つである状態調査では,「やどかりの里が1つになる経験の大切さ」が,
共通する願いとして浮かび上がった.
55年を振り返る映像の中でも,バザーやコンサート,さまざまな集会への参加,学習の機会など,みんなで取り組んできた場面が映し出され,メンバー,家族,職員(支援者)の3本の柱で活動を創ってきた歴史が感じられた.
これこそ,やどかりの里の大きな財産だ.
55 年という大きな節目を迎え,やどかりの里が果たすべき役割は何か.これからビジョンを描いていく作業が始まる.
55周年の式典・祝賀会を終え,「つながる力」が活動を切り拓いていく鍵になる手ごたえを感じた.
5年後の60周年の節目を迎える時に,その成果をご報告できるよう,今後の歩みにご期待いただきたい.


(大澤 美紀)



