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木陰のスケッチ

  • 執筆者の写真: やどかり通信人
    やどかり通信人
  • 5月17日
  • 読了時間: 2分

更新日:3 日前

寿の色さんが描いた,楽々の絵 森の中の小さなマルシェに,よいよいファームとして参加されていた寿の色さんが,やぎの楽々の絵を描いてくださいました.

寿の色さんは,さいたま育ちのアーティストです.武蔵野美術大学油絵学科を卒業後,身近にある色や素材を取り入れた作品づくりや,造形ワークショップなどを行っています.幼稚園でのアート教室講師を務めるほか,さいたま市内での地域との関わりを大切にしながら,表現活動をみんなが楽しめる場づくりを続けています. これまでも,中央区役所での壁画制作,さいたま市誕生20周年記念事業でのライブペイント,与野本町小学校での壁画制作など,地域の中で作品が生まれる場に関わってこられました.完成した作品を見せるだけでなく,制作の過程に居合わせることも含めて,アートにふれる機会をひらいているところに,寿の色さんの活動の魅力があります.

この日も,木陰に腰を下ろし,よいよいファームの出店のそばで,楽々の姿を見ながらスケッチされていました.森の中の光や風,まわりに並ぶ野菜や人の気配も含めて,その場の空気の中で絵が生まれていくようでした.

描かれた楽々の絵には,やわらかな線とやさしい色合いがあり,写真とはまた違うあたたかさがあります.目の前の姿をそのまま写し取るというより,楽々の表情や,その場に流れていた時間まで受けとめて描かれているように感じました.

この日は,喜々が亡くなってから,楽々にとって,喜々のいない初めてのイベント参加でもありました.いつも隣にいた喜々の姿がないことに,少しさみしさもありましたが,楽々は会場の雰囲気に自然となじみ,いつものように穏やかに過ごしていました. 寿の色さんの絵には,この日の楽々の姿が,やわらかな線と色で描きとめられています.そこには,描く人のまなざしがあり,そのまなざしを通して,楽々の穏やかさがより深く伝わってくるようでした. 寿の色 https://www.facebook.com/jyunoshiki


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