研究所サロン
7月28日(火)
|やどかり情報館
やどかり研究所では,日々の実践や社会の動きについて学び合い,参加者同士で考えを深める場として,「やどかり研究所サロン」を開催しています. 今回のテーマは,「日本の精神医療を考えよう」です. 講師に群馬大学名誉教授の福田正人さんをお迎えし,日本の精神医療の現状や課題,そしてこれからのあり方について,参加者の皆さんとともに考えます.


日時・会場
2026年7月28日 16:00 – 18:00
やどかり情報館, さいたま市見沼区染谷1177−4 やどかり情報館
イベントについて
国民の20人に1人が精神疾患の治療を受けているといわれています.しかし,入院治療を中心に進められてきた日本の精神医療は,メンタルヘルスの課題を抱える人たちのニーズに,十分に応えられてきたとはいえません.いまもなお,精神科病院で長期入院を続けている人たちがいます.
こうした状況を変えていかなくてはならない,変えたいと考えている人たちは少なくありません.今回お話しいただく福田正人さんは,国の政策動向を注意深く読み解きながら,あたりまえの精神保健医療福祉の実現に向けて,いまこそ力を合わせる時ではないかと投げかけています.
国は,精神科医療を地域中心へと転換しようとしています.
「日本の精神医療は変わりっこない」,あるいは,「誰かが考えてくれるはず」ではなく,福田さんのお話を聴きながら,いっしょに考えてみませんか.
精神医療が変わるだけではなく,安心して地域で生きるための体制づくりも重要です.
日本は障害者権利条約の締約国であり,国連からも日本の精神医療を抜本的に見直すよう勧告されています.精神医療だけでなく,保健や福祉のあり方も大きく見直し,当事者や家族を真ん中に,「誰とどこで暮らすのかを選択でき,必要な手助けを受けることは自分の権利なのだ」と実感できる地域社会をつくっていくことが大切です.
